本文へ移動

国産車メンテブログ

国産車メンテブログ

ウォールナットブラスターで行うアテンザワゴン クリーンディーゼル吸気系洗浄の実例

2025-12-20
カテゴリ:国産車メンテナンス
注目オススメ
ウォールナットブラスター施工
吸気系を本来の状態へ戻す作業
出だしの重さと加速低下を改善するウォールナットブラスター施工事例
今回ご紹介するのは、マツダ アテンザワゴン4WD XD PROACTIVEクリーンディーゼル車に実施したウォールナットブラスターによるインテークマニホールド洗浄作業です。

こちらのアテンザは、当社で新車をご購入いただいた車両で、初回登録から7年、走行距離は約11万キロとなります

今回の車検では、オーナー様より「年数も距離も重ねたので、このタイミングで一度しっかりリフレッシュしたい」というご相談をいただき、ブレーキ、足回り、エンジン関連まで含めた大掛かりなメンテナンスを実施しました。

ブレーキ一式
ショックアブソーバー
ロアアームを含むサスペンション周り
エンジン関連では
ウォーターポンプ
サーモスタット
エンジンマウント全数
クラッチオーバーホール
さらにエアコンのリフレッシュまで行い、時間をかけて全工程を無事に完了しています

ただ、これらすべてを一度にご紹介するのは難しいため、今回はその中でもクリーンディーゼル車で特に影響が出やすい
インテークマニホールド
スロットルボディ
EGR系統
の洗浄作業に絞ってご紹介します

まず前提として、EGR(排気再循環)システムはクリーンディーゼル車に限らず、
多くのガソリン車にも採用されています。

そのため、ガソリン車でもインテーク系が汚れること自体は決して珍しい現象ではありません。

ただし、同じEGRを搭載していても、汚れの進行スピードや堆積量にはガソリン車とクリーンディーゼル車で明確な違いがあります。

ディーゼルエンジンは構造上、ガソリンエンジンに比べて排気ガス中のスス(カーボン)量が多く、そのススを含んだ排気ガスが
EGRによって吸気側へ戻されます。

さらに、ブローバイガス由来のオイルミストが加わることで、ススと油分が混ざり合い、粘着性の高い汚れとしてインテークマニホールドやEGR通路に付着しやすくなります。

近年のクリーンディーゼル車には、外見上スロットルバルブのように見える部品が装着されているケースもありますが、ガソリン車のように常時吸気量を制御するためのものではなく、EGR制御やエンジン停止時の振動低減、DPF再生制御などを目的とした補助的な役割で使われています。

こうした構造や使用環境の影響により、ガソリン車でも汚れは発生するものの、クリーンディーゼル車の方がより短期間で、より厚くインテーク系が汚れやすい傾向にあります

実際に今回の車両でも、洗浄前のインテークマニホールド内部は、金属面がほとんど見えないほどススが堆積していました。。。

この状態が進行すると、アイドリングが安定しない発進時にもたつく加速が重く、伸びが悪い
といった症状が現れることがあります。

今回のアテンザについても、オーナー様から少し前より「以前より出だしが重く感じる」「踏んでも伸びが鈍い気がする」といったご指摘を受けており、点検結果と照らし合わせたうえで今回の洗浄作業を行っています

そこで使用したのが、ウォールナットブラスターです

クルミの殻を粉砕した専用メディアをエアで吹き付けて洗浄する方法で、金属を傷めにくく、長年蓄積したスス汚れを効率よく除去することができます。

なお、作業中の写真については、実際にウォールナットブラスターを当てながらの作業となるため、どうしても手元が動き、ブレた写真となっていますが、現場での実作業の様子としてご理解いただければと思います

洗浄後は、インテークマニホールド内部の金属面がはっきりと確認でき、スロットルボディやEGR通路も含めて
可動部の動きは本来の状態へと回復しました。

この作業は、専用設備と分解作業、そして確実な判断が必要になるため、どこの整備工場でも行っているものではありません。

当社では、実際の汚れ具合や使用状況を確認したうえで、必要と判断した車両に対してのみ
この作業をご提案しています。

クリーンディーゼル車をできるだけ長く、安心して乗り続けたいと考えている方にとっては、
非常に効果的なメンテナンスの一つです

今回のアテンザも、インマニ洗浄を含め、全工程すべて無事に完了しています。

今後も、実際の整備事例を通して、車両の状態に合わせたメンテナンスの考え方を
分かりやすくお伝えしていきます

クリーンディーゼル車の不調や、走行距離が伸びてきた車両で気になる点がある場合は、お気軽にご相談ください。


代表:遠藤


【お知らせ】

いつもホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

今後は、ホームページとInstagramを中心に、日々の整備事例や作業内容を
分かりやすくお伝えしていきます。

その中で、整備の背景や判断の考え方など、もう一歩踏み込んだ内容については、
noteにてご紹介していく予定です

気になる方が、必要なタイミングで読んでいただける場所として
noteを位置づけています

今後とも、
変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。
距離を重ねた車両のリセット整備
GLOBAL CARS
有限会社 オートサービスエンドウ
〒774-0015
徳島県阿南市才見町田中29-1
FAX:0884-22-7977

1.輸入車整備
2.国産車整備
3.各種メンテナンス
4.新車・中古車販売
5.鈑金塗装修理
6.自動車保険
5
7
6
8
9
0
TOPへ戻る