ジャガーＸJ－Ｓ車検とＡＴＦ漏れ修理

2022-04-05

カテゴリ：輸入車メンテナンス

前側、コの字にフィルムを張るとほとんどの場合は基準に適合しません。。。

長らくお預かりいたしました。。。

先日『ボディーメンテブログ』でご紹介のジャガーＸJ－Ｓ

事故修理の部品待ちが長くなり、そんなこんなで車検の期日が近づいてきたのでＡＴＦ漏れ修理と一緒に車検受けをすることになりました。

当社では、初めての車検受けとなります

受け入れ点検から始めていくと、初っ端で気になったのはフロントガラスと左右フロントガラス。

これはなんか貼っているのかなんか濃い色のガラスです、、、

そこで登場のガラスの透過率を測る機械

フロントガラスは、８３％でＯＫ。

ですが、左右フロントガラスは３９％でＮＧ

フロント部分のガラスの可視光線透過率は７０％以上必要です。

よく見るとキレイにフィルムが張られていますね。。。

今までの車検はどうしていたのか

オーナー様は、購入時のままで何もしていないと仰っています。。。

とにもかくにも、真っ先に貼られているフィルムを剥がしてからの車検整備スタートなります

オーナー様が、不正改造車として検挙されるわけにはいきません

メインの作業は、ＡＴＦ漏れの修理。

画像の様に滴になって漏れています。。。

犯人はＡＴオイルパン

脱着して漏れ修理に取り掛かりですが、これを外すにはいろいろと部品を外す必要があり一苦労

もちろんＡＴストレーナーも交換しています。

圧送交換したかったのですが、さすがにアタッチメントが無かったので入念に希釈交換を繰り返し。

漏れも改善したので、この作業は完了です。

その他は不良個所もなく、これもちょっと苦労しましたが定期交換部品のブレーキフルードを交換して作業は全て完了なりました

先日ご紹介した事故修理を含めると、かなり長期に渡り当社にいたジャガーＸJ－Ｓ。

ピカピカに洗車してご来店納車済みとなります

ご利用ありがとうございました

(代表：遠藤)

ＡTF漏れはオイルパンから！

輸入車メンテブログ