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整備士が泣いた…ディスカバリーの圧送交換は地獄の始まりだった

2025-06-10
カテゴリ:輸入車メンテナンス
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今回ご紹介するのは、ランドローバー ディスカバリーのATF圧送交換作業です

今回の車両は2011年式の「ランドローバー ディスカバリー4」

現行レンジローバーにも採用されるZF社製6速ATを搭載しており、静粛性や快適性に優れながらも本格的なオフロード性能も併せ持つ、まさに“走破性とラグジュアリーの融合”といえる1台です

前々からご相談いただいており、部品もすべて揃っていたのですが、なかなか作業日程が合わず、お待たせしてしまい申し訳ありませんでした

いざ作業に取りかかってみると……予想以上に難易度が高い

事前に調べてはいましたが、実際はそれを遥かに超える複雑さ
作業時間も、予定していた時間を大きくオーバー

その理由は…

1.フロントパイプ、マフラーを取り外し

2.エンジンマウントを外して、エンジンの高さを調整(上下させながら)

3.やっとのことでオイルパンの交換作業にたどり着く

4.もちろんミッションメンバーも取り外し

ここまでやって、ようやくストレーナー一体型のオイルパンを取り外すことができました

やっとの思いで取り外したオイルパンの中は……真っ黒

これは長年の使用によるATFの劣化がしっかりと現れている状態でした

ここから圧送交換スタート

専用のアタッチメントがあるわけではなく、圧送交換ができるように多種のアタッチメントを組み合わせて接続する必要がありました。

このあたりの調整にも、実はかなりの時間を要しました…

しっかり圧送を進める中で、どんどん透明感が戻り、
最後は新品のようなATFの色味に

しっかりとATFをリフレッシュできました

でも、これで終わりではありません。。。

取り外した多くの部品をすべて元通りに復元していく作業

これがまた一苦労。。。

今回の作業にあたったメカニックは2名

あーでもないこーでもないと、試行錯誤の連続。

やっとの思いで完了した今回のATF圧送交換一式作業

きっとこの作業、彼らは「もう一度」と言われても渋い顔をするでしょう(笑)

それほどに難易度の高い作業でしたが、最後はしっかりとリフレッシュ完了です

ランドローバーのATF交換をご検討中の方、 ぜひお気軽にご相談ください

お問い合わせは、当社ホームページのお問い合わせフォームからどうぞ


(代表:遠藤)
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