ボディーメンテブログ
「また!?」飛び石ガラス被害、まさかの3連発でスタッフもびっくり
2025-05-27
カテゴリ:ボディーメンテブログ
チェック重要
割れたのはガラスだけじゃない…心も財布も傷ついた飛び石事件
避けることができない…フロントガラスへの飛び石被害
走行中、避けようのないものの一つが“飛び石”によるフロントガラスへのダメージです。
「定期的」と言うと少し変な感じもしますが、実際には当社にも飛び石被害によるフロントガラス修理・交換のご入庫が定期的にあります
飛び石によるダメージには、大きく分けて2パターンあります。
1つ目は、石が当たった部分に小さな「ぽつん傷」ができるパターン。
2つ目は、そのぽつん傷からヒビが広がり、線状に走ってしまうパターンです
フロントガラスは「合わせガラス」と呼ばれる構造になっていて、「割れ」と言っても粉々にはなりません。
一方で、フロントガラス以外のガラス(ドアガラスやリアガラスなど)は「強化ガラス」なので、割れると粉々になります。
最近では、ヒビが広がってしまい、フロントガラスの交換となったケースが3台連続で発生しました
まず1台目に登場したのはアバルト。
残念ながら、すでにヒビが走った状態でした。
輸入車とはいえ、フロントガラス交換に関しては特別な作業があるわけではありませんが……部品代はやはり少しお高め
その点が唯一のネックかもしれません。
続いて2台目は、平成20年式のワゴンR。
他社では「1か月は作業が無理」と断られてしまったそうですが、当社と取引のあるお客様ということもあり、ご依頼をいただきました。
アバルト同様、こちらも自費での交換対応。
車両が古くても、フロントガラスの交換には10万円以上かかるケースも少なくありません
そのため、可能であれば飛び石被害にも対応できる保険加入を検討されるのが安心かと思います
そして3台目、最後に登場したのはトヨタ・ルーミー。
お電話をいただき、運転席前に飛び石の被害があるとのことで、任意保険のロードサービスを利用し、レッカー搬送となりました
終業時間後の対応だったため、帰りはすっかり真っ暗に…
前述の通り、こちらのルーミーは安全装置付きの車両だったため、フロントガラス交換後にはエーミング作業(先進運転支援装置の補正)が必要でした。
もちろん、エーミング作業にも費用はかかります
これからの車はこうした装備が当たり前になってきていますので、フロントガラス交換にかかる費用も今後ますます高額になる傾向にあると言えるでしょう
飛び石は完全には防げませんが、万が一のときは早めの対応が肝心です。
小さな傷の段階であれば、リペアで済むこともありますので、お気づきの際はお気軽にご相談ください
(代表:遠藤)
