輸入車メンテブログ
ルノー メガーヌ 事故修理(エアバッグ編)
2019-01-23
カテゴリ:輸入車メンテナンス
注目
ルノー メガーヌRSトロフィー(30年3月式)
事故修理のご依頼で、レッカー搬送されてきました
左リヤ損傷大です
メーター内にも複数の警告灯が点灯している状態。
残念ですが、高額修理になることは間違いありません
今回は、『エアバッグ編』としてエアバッグ/その他の警告灯点灯の件の修理内容ご紹介となります。
先ず、スキャンツール診断では予想通りのフォルトコード(故障コード)の数です
データの控えを取り、いったん消去するとほとんどは消えましたがエアバッグは消えません
確認すると…シートベルトは作動してしまっているみたいです。
交換しかないので交換
これでもエアバッグCPUのロックが解除できないのでCPUも交換です。(後から調べるとロックがかかると交換しかないみたいです)
作業完了後に確認すると、困ったことに新しいエアバッグCPUがこの車のエアバック取付箇所が認識できていないようで違うエアバッグ警告灯(助手席側に多数のコード)が点灯してしまいました
当社のスキャンツールで頑張ってみましたが、エアバッグCPUコーディングの項目はないようです…
この部分はディーラーさんしかないので、内容を説明しコーディング作業をしてもらい~やっとエアバッグ警告灯は消灯し正常な状態に戻りました
まだこの車自体が新しいので未対応なのか…対応できるようにアップグレードすることを当社スキャンツールに期待しています
今回修理の前に、足回りの損傷修理を終えていますがこの内容のご紹介は今回と合わせると長くなるので~また次回です。
(専務:遠藤)