輸入車メンテブログ
ポルシェ カイエン(92A) 漏れ箇所違いで、、、
2022-11-20
カテゴリ:輸入車メンテナンス
チェック
予想外の事が起きると。。。輸入車メンテではあるあるです(-_-;)
前回の輸入車メンテブログのATF圧送交換一式作業と同時に多数ご用命作業させていただいた分
ポルシェ カイエン(92A) ATF圧送交換一式作業
ポルシェ カイエン(92A) ATF圧送交換一式作業
ブレーキまわりの一新(パッド,ローター,パッドセンサー交換)と同時にホイールスピードセンサー交換。
こちらのご提案でタイヤローテーション&ホイールバランス調整。
メインの作業は、異音発生のパワステポンプの交換と伴っての補機ベルト&テンショナー、リレーローラーの交換です
ブレーキまわり、パワステ、ベルト関係も前回のATF圧送交換関係もそうですが、全てマニュアルを揃えて挑んでるのでその通り進めていきます。
かっついてしまっていたパワステポンププーリーが、なかなか外れなくて苦労しました
ここで交換ご要望に入っていませんでしたが、こちらの判断でよく漏れるハイプレッシャーライン(パワステ高圧ホース)も同時交換済み。
もちろん、事前にオーナー様のご了承は頂いています
やっとこの作業が終わって、パワステフルードを入れてエンジン始動。
すると車両の後ろの方から何か音がします
ジャバジャバ音がしている方を確認すると、Rホースラインに割れがありそこから勢いよくフルードが~
ご入庫時はフルードが入っていなかったので、この漏れに気づくことがありませんでした。
外したポンプに確かに漏れがあったので、オーナー様はポンプの交換を~となったのでしょう。
本気で漏れていたのはホースからで、フルードが無くなりポンプを損傷させて異音発生となったと思われます。。。
ホースを交換しなければエンジン始動すらできないので、車両を押し出して部品待ちになりました。
ちょっと動かすだけでも、高価なポンプを壊すかもしれませんので。。。
しばらく待つとホースが入荷し交換
再度パワステフルード(ロイヤルパープル/MAX EZ)を充填して、やっとこの作業は完了となりました
前回のブログのATF圧送交換一式作業は、上記の作業を完了後に実施したものです。
他にも、ワイパーブレード交換にナンバーバルブをLED化の作業も実施済み。
最後にこれもご要望のあった、エアコンガスクリーニング施工で作業は全てとなります
A/Cメンテナンス
前回も書きましたが、多数作業につき完成検査(交換部品チェック,走行テスト、再リフトアップ漏れチェック)を入念に行っています。
TPMS警告が点いたままになっているのが、気になるところではありますがオーナー様もご承知という事で完成とさせていただきました
多数作業のご要望~ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします
(代表:遠藤)